日本は居心地が悪いな。
海外で日本人が生活するってどんな感じかな。
思いっきりチャレンジしたい!
こんなモヤモヤを抱いているご夫婦やお子さんがいるご家族へ。
Clubhouseでとてもユニークなお二人を招き対談roomを開催。
予想通りとても有意義な対談になり50名ほどの方々にお聞きいただきました。
本記事は、お招きしたお二人から許可を得てまとめ記事として執筆しております。
どんな内容を話したの
表題はこちら
【海外家なしキャンプ生活家族と対談 】
文字通り、海外で家なしキャンプ生活を送るお二人をお招きして、その生活スタイルをお聞きします。
とは言え、漠然と話しても魅力が伝わりにくいのでテーマを3つ決めさせていただきました。
テーマは3つ
①夫婦関係について
②子育てについて
③生きる本質について
日本でごく一般的な生活をしていると想像する事ができないであろう、ユニークな日常の中から①〜③のテーマについてどんな話が生まれるか!!
わたくしばもが、一般人代表としてお話させていただきました。
開催日:2021年3月7日 9:00〜11:00(JST)
登壇者ご紹介
KAZUさん
世界一周親子旅をキャンピングカーで行っている最中のご家族。
この時はコロンビアのサンタ・エレナ標高2600mのキャンプ地よりご参加いただきました。
Masaさん
カナダ在住でとっても大きなキャンピングトレーラーで、キャンプ場生活をするご家族。YouTube【キャンプの松山家。】はチャンネル登録者数29000人の人気者。
まずは、このroomのきっかけとなったばもの思いをお伝えしました。
Clubhouseってキャンプの話をゆる〜くする部屋ってたくさんあるんですが、キャンプをレジャーではなく、生活の一部として楽しんでいる方と話をしたいと思うんですよね。拠点がキャンピングカーで、しかも海外に行き、子育てもされているKAZUさんMasaさんからなら、日本人が考えるキャンプを超えたお話が聞けると思い、このroomを開きました。
お誘いした時の印象
TwitterのDMで、このroomに参加して頂けませんか?と事前にKAZUさんとMasaさんに連絡したときに、私は衝撃を受けました。
ご都合が良い日ありますか?とDMすると。
KAZUさん、Masaさんともに「いつでも良いです任せます」この返信をお二人からもらった時に、私はハッとしました。
日本で会社員をしている私とは、圧倒的に自由な時間が違う。
「私たち本当に時間にとらわれているんだ」
ということをこの時点で考えさせられると同時に、お話をする前からワクワク感で満たされたのは言うまでもありません。
本題に入る前に、気になることを1つ質問させて戴きました。
海外に行くきっかけについて教えてください
日本にいる時は、海外にいけば謎に自由になれると思っていて、お金を貯めるために訪問販売をしていた。奥さんがカナダへ留学経験もあって、日本がとにかく息苦しかったから、とりあえず自由を求めて行っちゃったって感じ。
このお話だけでも、他人とは比べず自分のやりたいことに向かってチャレンジし続ける精神をお二人から感じ取ることが出来ます。
さてさて、本題に入って行きましょう。
夫婦関係について質問して行きます。
夫婦関係【ケンカ】
ちょうどこのroom開催数日前、お二人はこんな事をアップしていました。
KAZUさんのツイート
2日1回はケンカしているようには見えないこ夫婦。本当にそうですね!
MasaさんのYouTube
この動画の冒頭、Masaさんは奥さんのMihoさんと喧嘩をしそうな雰囲気になってきたので、友達の家へ行くとのこと。YouTubeを見ていると、いつも仲良しのご夫婦ですが、やっぱりケンカはするのだな。と感じました。
この予備知識を踏まえてまずは〝夫婦のケンカ〟について深堀して行きます。
キャンピングカーという狭い空間、海外生活で〝夫婦ゲンカ〟しませんか。例えば日本にいれば、友人がいたり気晴らしに出かけるみたいな事ができるけれど、そういった事が出来ない状況でどうされていますか?
夫婦ケンカしてもどこもいけないです。離れると言っても、トイレとかシャワーの時しか1人になれないし、喧嘩しても誰も止めてくれない。だから時間が解決するのを待つしかないですね。時間がたてばなおるだろうと黙ってやり過ごす感じ。でもそれでバランスが取れているって感じです。何事もバランスだと思うんです。
人生で一番大切にしているのが「時間」「お金」「健康」のバランスと思っています。例えば、定年後に時間がたくさんあるけれど、お金と健康がなくてはダメだし、若者が時間と健康があってもお金がないと何もできない。だから、このバランスをとても大切にしています。
Masaさんにも聞いてみましょう。
コロナ禍で今まで以上に家族の時間が濃密になっている中で、夫婦で喧嘩した時の対処法などありますか?
ムズい質問だけれど、とりあえず離れる、ちょっとストレスが溜まったら離れるようにしている。リモートワークになって常に一緒にいることでイライラしたときに、奥さんや家族に当たってしまう。だから、そんな時は動画のように離れるようにしている。夫婦で共働きとか、職場に行っている時のように会わない時間がある人には想像がつかないようなことでケンカになる事があるよねKAZUさん!?
そうそうそう!第三者もいないし当事者だけだからケンカになるんですよね〜・・・
夫婦ケンカをした時、又はケンカになりそうなとき、お二人とも「黙って時間が経つのを待つ」「少し離れる」といった対処法で、乗り越えている事がわかりました。
夫婦ケンカといえばもう1つ気になることが。それは、子どもへの影響。
ということで、こんな質問をお二人に投げかけました。
夫婦関係【夫婦ケンカ中の子どもたち】
我が家の話を少しすると、夫婦ケンカをしているとき、子どもたちはそれほど動揺する事なく、でもしっかり観察はしています。上の娘(7歳)は、いきなり冷静に「パパが悪いんだからしょうがない」というような言葉を投げかけてくることすらあります(笑)お二人は、夫婦ケンカ中の子どもたちの様子はどうですか?
もちろん子どもの前では見せないようにしているけれど・・・とは言ってもケンカを見せてしまう事もある。そんなときの子どもたちは、冷静に見ている。ケンカをした後は、子どもたちにもしっかりあやまる。親と子というという関係ではなくて1人の人として子どもたちの前であやまったりもする。
うちの子は敏感で、親がケンカすると怒ったり泣いたりして、その空間をとてもイヤになってしまう。ここはとても心苦しく思ってる。夫婦とはいえ、若干価値観が違ったりキャンピングカーという狭い空間で常に一緒にいればケンカになることはどうしてもある。アラスカ、カナダ、アメリカ、グアテマラ、メキシコ、コロンビアと、とても素敵な場所を旅してきているが、子どもはそれよりも、夫婦円満なことにとても幸せを感じている。だから、ここで聞いてくださっているリスナーのみなさんには「夫婦円満が子どもを幸せにするよ!」と声を大にして言いたいです!!
リモートワークのような働き方で、夫婦が常に一緒にいてもストレスないような関係が理想だよね。
日本の一般家庭からしたら、とても理想的な生活を送り、子どもたちは最高だと感じますが、どんな状況にいても夫婦円満が子どもたちの一番の幸せということが、とても印象的なお話でした。
ではでは、実際に海外に住われているので、日本人と現地の方々の違いもお伺いしましょう。
現地の人たちの夫婦関係
現地の人たちの夫婦関係ってどうですか?日本とは全く違うんじゃないかなって印象なんですが。
カナダもアメリカもメキシコも日本もそんなに変わらないかなって思います。まぁ、日中街中、道路でもどこでも場所構わずチュッチュチュッチュはしているけれど、結婚したり離婚したり子どもができたりそんなには変わらない気がします。
日本よりも結婚離婚についてはとっても軽いと思う、ただの紙じゃんって思う人が多いし、例えば結婚しなくても40年一緒にいるって人もいるし、バツ4とかも普通な感じだし、結婚してるかが本質じゃないよねって思ってる。
なるほど〜じゃあバツ4だからどうこうとかって思われる事もないって事ですね?
そうそう、みんな誰も人のことなんて見ていない。ね!KAZUさん!?
そう思いますね〜、バツ1くらいの人の方が視野が広くていいよねって感じがありますよ。
そういう感じが日本より居心地がいいって感じるポイントですかね?
メキシコ、グアテマラでそれは感じました。愛情表現がみんなストレートで周りを全然気にしない。でもフタを開けると離婚をたくさんしたりもしている。
愛情に対して感覚が単純だよね!動物的に好きって素直に表現する感じ。
夫婦関係まとめ
KAZUさんは、キャンピングカーでお子さんも連れて世界一周旅行中で、今はコロンビアで標高2600mでキャンプ中。
Masaさんは、カナダででっかいトレーラーでキャンプ生活をしている。
私(ばも)は日本で生活しているけれど、休みの日はキャンピングトレーラーを引っぱって家にいない生活を送ってる。自宅を買ったのにもかかわらず一度もお正月を家で過ごした事がない少し変な家族。
まずは夫婦がどうしたら仲良くいられるかという話
常に一緒にいるからやっぱりケンカはしやすけれど、ケンカしそうになったら少し離れる、それ以上言わないように黙るというような工夫で、保っている。
ケンカのお子さんたちへの影響は
KAZUさんのお子さんは、ケンカの影響がお子さんたちに響いちゃう。
Masaさんのお子さんは、ケンカをじっくり見ている。私(ばも)の子どもたちもMasaさんのお子さんと同じ感じ。
やっぱり夫婦円満が子どもたちにとって一番大切。特にKAZUさんは世界一周しているから、子どもたちに新しい刺激がたくさんありそれが一番楽しみなのかと思っていましたが、やっぱり夫婦円満が子どもたちにとって一番うれしいことっていうお話が心に残りました。
海外の夫婦関係
それほど日本とは変わらないけれど、結婚ということにとらわれず、動物的に愛情を表現している。だからバツ4なんて普通だし、チュッチュ、チュッチュしているわりには、離婚を何回もしていたりと、自由な雰囲気あり。
ここで、夫婦についてのお話は終了。次は子育てについての話に続きます。
神奈川の米軍基地で消防士をやっていて、長期休暇を取得しやすく、海外旅行やサハラ砂漠250kmマラソンにも出場。面白そう!ってことにチャレンジするのが好きだったから旅に出ることになった。