子供が痒がっている時に、親として出来る事が知りたい。
こういったお悩みに、私の実体験よりお伝えします。
本記事の内容
・子供が痒い時、親にできる事
・子供が痒い時の気持ちを考えよう
記事を書いている私は、子供の頃アトピーで痒い毎日を送りました。そして妻も子供の頃からのアトピー持ち。6歳の娘と2歳の息子は、もちろんアレルギー体質で娘は食物アレルギーが乳児の頃7種類の食物に反応を示していました。除去食で過ごしてもたまに蕁麻疹が出たり、湿疹が出たり痒がる事がよくあります。そんな痒みに囲まれた生活を送る私だからこそ伝えられる事があると思いこの記事を書きました。
ぜひご覧ください。
子供が痒い時、親にできる事
下記の手順で実施してください
①痒い事を共感してあげる
②どこが痒いか確認しもう一度共感する
③その場所をかいてあげる
(ここまでで痒みが治らなかったら)
④保冷剤で冷やす
①痒い事を共感してあげる
子供が痒みを訴えた時、まずは痒い事を理解してあげましょう。
ママ〜なんか痒くなってきたぁ。。。
そうだね~痒くなってきたね。あー大変だ。
うん、痒いよ~、なんか腕が痒いかも
うん、腕が痒いのね、痒いのやだね
と、こんな感じ。
気を付けることして、痒いと訴えながら子供は自分で痒いところをかいています。その行為を止めたり注意したりを絶対にしないでください。
子供は痒くなり始めの時は、どこが痒いかわかっていません。背中のどの辺が痒い、腕のどの辺が痒い、かきながらここが痒いと把握します。
その段階で親が「あーあー、かいちゃダメっ!!」なんて言ったら、痒いところを的確にかけてもいないのに言う事を聞けるわけがありません。
痒いところが定まるまで、痒い事を共感してあげましょう。
②どこが痒いか確認
子供が痒みの場所を把握してくると、ピンスポットでかきます。
あー痒いね、大変だね。腕のどの辺が痒い感じする?
えっとえっとぉ。。。ここが痒い、腕のここ!
あー本当だここ痒いね。赤くなってるね。
うん、ここ、ここ!ここが痒いよぉ〜
子供自身で痒みの場所を特定できたら、痒いところを親も理解して共感してあげましょう。
痒みの感覚は、痒いというストレスですので親が最大限共感する事で、痒みは減少します。
③痒い場所をかいてあげる
痒い場所がわかったら、ここからは親の出番です。優しく、でも刺激的に子供の痒いところをかいてあげましょう。
ここ、ここが痒いの!あ〜・・・痒いよーママ
ここね、本当だ、ここ痒いに。じゃあママがかいてあげる。
うんうん、ここが痒いよ~(はぁ。。。気持ちいぃ)
痒いのを我慢する事が1番のストレスです。なので、痒い時はかくしかありません。
子供の肌はとても柔らかく繊細ですよね。だからこそ親がかいてあげる事が重要なんです。
気を付けることとしては、肌のダメージを気にしすぎて、かいている意味が無いかき方になってしまう事。こうなると逆効果、かいてもらっている事もストレスになり、痒みを増やしてしまいます。
ある程度刺激がある書き方でかいてあげてください。
具体的に書く方法としては、爪で縦方向に擦る。爪先でちょっと摘むのがお勧めです。
ここまでで、子供の求めるかき方が出来ると、いつの間にかスッと痒みが収まる事が殆どです。
かくのをやめるタイミングは、子供から「もうかかなく良いよ」と言ってくれた時です。親のタイミングでもういいだろうとかくのをやめてはいけません。
④保冷剤で冷やす
③まで実行しても痒みが治らない時は、保冷剤で冷やしましょう。痒い場所は炎症を起こして火照っています。ですので、ハンカチなどで包んだ保冷剤で冷やしてください。
冷やしている間は、痒みは治ります。しかし冷やしすぎには注意してください。
冷やすのをやめる時は、少しずつ保冷剤を肌に当てる感覚を開けていき、急激な温度変化をさせないようにすればOK。これも子供から「もう痒く無いから大丈夫」と言ってくれるまで付き合ってあげてください。
子供が痒い時の気持ちを考えよう
ここまで読んでくださった方は、お気づきかと思います。子供が痒い時に重要な事はその痒さを一緒に理解してあげる事です。親は経験が豊富なので、かく=ひどくなるとわかっています。でも子供はそんな事は理解できません。痒い事を訴えた時、「子供は我慢しなさい」と言って欲しいわけではありません。痒いって事を理解して貰いたいのです。
子供の気持ちを最大限理解し、親の経験を生かして対処してあげてください。
こうすれば、痒い事でイライラするような事はなくなります。
今回は以上です。
子供が急に痒がってイライラしてる。かくのはダメってつい言っちゃって余計にイライラ。。。こんな時、親がしてあげられる事がわからない!