分厚い牛肉を美味しく焼くフライパン

アメリカンステーキ

アメリカ産の分厚い牛肉を見て思う事

スーパーに売られているアメリカ産牛肉は安くてボリューミー、でもうちのフライパンで焼くと美味しく焼けない。美味しく焼くにはどんなフライパンを使えばいいの?そもそも腕が悪いから美味しくならないのかな。。。

こう言ったお悩みにお応えします。

この記事を書いている私は、料理大好き2児のパパ。料理が趣味とかのレベルではなく、うちの食事はほぼ100%私が作ります。子供達に食物アレルギーがあるので、お惣菜コーナーで夕飯のメニューを揃える事はできません。料理の経験値は主婦よりも高いと自負しています。

まず初めてにお伝えしたい事

薄っぺらいテフロンのフライパンで分厚い牛肉を美味しく焼くのは無理ゲーです。

完全に不可能とは言いません無理ゲーなのです。もし美味しく焼くとしたら、焼く前にジップロックに入れて、ぬるま湯で温めた後焼くとか・・・めちゃめちゃ工夫すれば出来ない事は無いと思います。しかし、三ツ星レストランの有名シェフはそんな事はしていません。

分厚い牛肉を焼く上でシェフと素人の決定的な違いは?

それは調理器具がうのです。

三ツ星レストランのシェフは、目からレーザーを出して表面も焼いてしまうなんて事は無いはずです。腕の差は微々たる差です。同じ人間ですから。調理器具が全く違います。

ではどんなフライパンを使ったら良いのか?

①分厚い鉄のフライパンを使う

②分厚いステンレスのフライパンを使う

この2択です。

私が1番おすすめするフライパンは?

②の分厚いステンレスのフライパンを使う事です。

ステンレスのプロ用フライパンを使いこなすと、もう他のフライパンには戻れません。

ステンレスは熱伝導率が悪い為、しっかりプリヒート(予備加熱)する必要があります。

弱火で5分から10分かかります。

しかし、温まったステンレスのフライパンは最強です。分厚い牛肉を乗せても、フライパンの温度が下がる事がありません。フライパンの温度をキープ出来る事が、分厚い牛肉を焼く上で最重要事項となります。お肉を常温に戻してから焼く事をお忘れ無く。

ステンレスのフライパンはお手入れも簡単

ステンレスのフライパンは、ステンレスたわしや研磨剤入り洗剤などでガシガシ洗えます。

こびり付きなどをガシガシ洗うとダメになってしまうテフロンのフライパンとはワケが違います。

質の良いステンレスのフライパンは値段が高い!

しかし、テフロンのフライパンは何年持ちますか?

テフロンのフライパン何年持ちますか?

ステンレスのフライパンは錆びることもなくお手入れ簡単で丈夫です。数十年と使い続けることが出来ます。テフロンのフライパンも質の良い物は結構高いですよね。2年に1度程度買い換えると思います。2年に1度5〜6,000円かかれば、50年間で15万円もかかります。

ステンレスのフライパンは一生ものです。初期投資がかかっても一生ものならコスパは中々良いと思います。分厚い牛肉を美味しく焼きたい方は、迷わず買いましょう!

私が使っているステンレスのフライパンはこちら。

フタも逸品なので、合わせてお買い求めください。

フライパンで無水蒸しもできます。

魚のポワレを作るときにはドーム型のフタがおすすめ。

ドーム型なので水滴が食材の上に垂れる事なく、蒸発した蒸気だけで蒸す事が可能です。

魚のポワレに最適のフタです。

どうしてもステンレスのフライパンを買う事踏ん切りが付かない場合

では【①の分厚い鉄のフライパンを使う】のご説明をします。

分厚い鉄のフライパンでおすすめなものは、キャンプなどで使うスキレットが良いです。

ステンレスのフライパンよりもリーズナブルでお求めやすく、分厚いため食材を乗せてもフライパンの温度が下がらずしっかり火を通すことが出来ます。

ステンレスのフライパンと同様しっかりプリヒートしてから使います。

鉄のフライパンのデメリットは、洗う時に洗剤は使えません。油分を落としてしまうとすぐに錆びてしまいます。また初めて使う時は、シーズニングと呼ばれる下処理をしないと使えません。とは言っても、それほど難しい事ではありませんので、買ってからGoogle検索で勉強すればOK。長年使い、油馴染みが良くなれば、メンテもそれほど気にすることはなくなります。

鉄のフライパンは徐々に鉄に油が馴染み、あなたの味が染み込みます。フライパンが味を覚えるので、使えば使うほど美味しい料理が作れる様になる事が最大のメリットです。

長く使い、育てていく楽しみがありますね。

私の使っている鉄のフライパン、スキレットはこちら。

スキレットもフタは必須なので必ず買いましょう。

フタがあれば、下ゆでをすることなく、根菜にも日が通ります。

まとめ

分厚い肉を美味しく焼くには。

・薄っぺらいテフロンのフライパンではダメ

・高いけどステンレスのプロ用フライパンが最強

・スキレットなどの鉄のフライパンを育てて簡単に美味しい料理をするのも良い

というわけで、ステンレスか鉄のフライパンを手に入れて、料理の腕を格段に向上させましょう。

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