今回の食物アレルギー確認食材は、お酢(穀物酢)です。
お寿司や酢の物、サラダのドレッシングなどに使うお酢。
お酢も食物アレルギーが起きる可能性のある調味料なのです。
こういった不安をお持ちの人へ、食物アレルギーがあるわが子へ毎日料理を作る私が、お酢について注意している点や、代替品をご紹介します。
ぜひご参考にしていただけるとうれしいです。
お酢の原材料
お酢の原材料は下記の3つです。
・小麦
・米
・コーン
お酢の原材料から考える食物アレルギー注意点
3つの原材料のうち、一般的にアレルギーが起きやすいものとして知られているのは、特定7品目に含まれている小麦です。
しかし、米やコーンは摂取して大丈夫なのでしょうか?
ここで私が注意する点は、小麦も米もコーンも全てイネ科に属しているという点です。
1種類でもイネ科に反応をする体質の人は、他のイネ科にもアレルギー反応を起こす可能性が高くなります。
私のこどもは血液検査でお米にアレルギー反応があり、小麦製品(パン)を食べる頻度が高くなりました。
すると、小麦にもアレルギー反応を起こすようになった経験があります。
ですので、お酢を料理に使用したい場合でも、小麦、米、コーン、またはその他のイネ科に食物アレルギーがあると診断されている場合は、注意した方が良い調味料となります。
その他、注意が必要なものとしては、お酢を使った加工品です。
お酢を使った加工品は、原材料表示に「醸造酢」としか記載なない物があり、この場合は穀物酢なのか米酢なのか、何を使っているか不明となる為、私は避けるようにしています。
例えば手巻寿司などのシャリを作るのに便利な「すしのこ」の原材料では醸造酢となっています。
お酢に変わる代替品
お酢の使用を控えた我が家での代替品をご紹介します。
・レモン汁
・リンゴ酢
・梅酢
レモン汁はサラダなど甘味が少ない料理に使い、リンゴ酢は甘めの酸味が欲しい時に使用します。(りんごアレルギーがある場合は注意してくだい)
もしご両親やご自身で自家製梅干しを漬けている場合は、梅酢もお酢の代わりに使用できます。
我が家では自家製梅酢とてんさい糖を使い、すし酢代わりに使っていますが、米酢よりも爽やかでオススメです。
まとめ
今回は、お酢(穀物酢)の食物アレルギーについて確認しました。
・お酢(穀物酢)とは、小麦、米、コーンが原材料となっている。
・イネ科に食物アレルギーをお持ちの人は、摂取には注意が必要。
・お酢の代わりにレモン汁、リンゴ酢、梅酢を代用できる。
大人はもちろんですが、特にお子さんの食物アレルギーに不安をお持ちの人は、まずは医師の診断を受けてください。その上で、各個人にあった治療法を検討して行きます。
アレルギーも個性のひとつ、上手にお付き合いして行きましょう。
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